TOPeAT05AWARDeAT'05ジュニア受賞者発表eAT'05名人賞
eAT KANAZAWA 名人賞

eAT KANAZAWA 第7回名人賞は、映画監督押井守氏に決定しました。
授賞式には、昨年の受賞者宮本茂氏がプレゼンテンダーをつとめ、今回名人賞として贈られる加賀友禅をデザイン頂いた石田巳代治氏からの染額の提供が行われました。その後、押井監督作品の制作を手がけるプロダクションI.G石川光久社長、浜野保樹イート金沢実行委員長を交え、記念トークが行われ、アニメ制作の舞台裏をお話し頂いた。

TOPeAT'05名人賞eAT'04名人賞これまでの名人賞受賞者
押井守(映画監督)
おしいまもる●1951年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部美術教育学科卒。大学在学中から自主映画を制作。1977年、タツノコプロダクションに入社し、アニメ演出家としてスタートする。1980年スタジオぴえろに移籍し、人気アニメを独自の解釈で再構築した問題作「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を監督。フリーとなった後、クリエイター集団”ヘッドギア”のメンバーとして「機動警察パトレイバー」を立ち上げ、大成功へと導く。アニメの概念を覆す実写的な映像演出や、不条理性の強い作品で独自のポリシーを築く一方、「紅い眼鏡」「Avalon」など実写映画も監督。1995年、アメリカやイギリスで公開された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」は、米ビルボード誌でセルビデオチャート1位を獲得する話題作となり、海外の著名な映画監督たちにも大きな影響を与えた。最新監督作品は2004年3月公開のアニメ映画「イノセンス」。




愛犬をモチーフにした加賀友禅
押井監督にとってアニメーションとは
 映画の中でもっとも自由度が高い。イメージを100%とすれば映画づくりは、そこから劣化していく過程。役者を使った実写は一番劣化しやすい形式。アニメは好きだがアニメの現場は長い間こもるから嫌い。

−プロダクションI.Gとの関係は
 
アニメスタジオは経営者の姿勢がそのまま出る。石川社長は作品より人間に興味があり、そのためI,Gに居着いてしまう。優れた人ほどI.Gに錨を降ろす。

−監督業について
 つらいこともいろいろあったがやめようと思ったことはない。監督ほど楽しいものはない。
一貫して、やれる最大限のことを自分に課してやってきた。クリエイティブとは、構想を練ることではなく、思い通りにいかないときに、どうとっさの反応を示せるかだ。

eAT KANAZAWA名人賞 [ 第1〜6回受賞者 ]

第1回受賞者 eAT'99 KANAZAWA名人賞 樋口真嗣(特殊映像演出者)
第2回受賞者 eAT'00 KANAZAWA名人賞 中島信也(CMディレクター)
第3回受賞者 eAT'01 KANAZAWA名人賞 糸井重里(コピーライター)
第4回受賞者 eAT'02 KANAZAWA名人賞 マックス・V・マシューズ(スタンフォード大学教授)
第5回受賞者 eAT'03 KANAZAWA名人賞 井上雄彦(漫画家)
第6回受賞者 eAT'04 KANAZAWA名人賞 宮本茂(任天堂(株)専務取締役)
樋口真嗣氏
中島信也氏
糸井重里氏
マックス・V・マシューズ氏
井上雄彦氏
宮本茂氏

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